As Usual
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金はあるが時間がない。金で時間を買う。自家用ジェットでビジネスの打合せに行く。
時間はあるが金がない。時間をかけて金を稼ぐ。早朝から深夜まで休まず働く。 金があって時間もある。金と時間を使いまくる。1ヶ月の休暇をとり、豪勢な旅行をする。 時間もないし金もない。時間も金も節約する。少しの時間でも大事にし、質素に暮らす。 様々な人がいて、たくさんのライフスタイルがある。同じ人でも、ライフスタイルは変わる。自分で自分に合ったライフスタイルを選んでいる人もあれば、やむを得ずあるライフスタイルをとらざるを得ない人もいる。 比べてもいいが、違いに喜んだり嘆いたりする意味はない。その時点で自分が納得できるスタイルを自然に身につけ、それで普通にしているのがいい。 所詮、時間も金も人間が考え出したものだ。自分で作ったものに踊らされるのは愚かだ。むしろ、使いこなすべきだ。時間と金から完全に離れて社会生活を送ることは難しいが、マインドコントロールされてはならない。時間と金は主人ではない。 楽しい時間は早く過ぎ、嫌な時間はずっと続く。何でも金で買えそうな気がするが、買えないものはかなり多い。時間も金も万人に使われてはいるが、質的には共通の尺度ではない。ある人の一時間は別の人の永遠であり、ある人の1億円は別の人には価値がない。時間と金は客観ではあるが、主観的判断で人に意味を与える。 時間と金はフレームワークとしてその存在を認めるが、現実の主人である自分が自在に設計できるフレキシブルなフレームワークとして位置づけておかなくてはならない。 とすると、問題は設計する力だ。これがないと、時間と金に「使われて」しまう。時間と金のフレームワークに自分が取り込まれることほどばからしいことはない。 たがは人間が時間と金に嵌めるべきだ。普段から自分に合った個性的な時間と金のフレームワークを創造し、その使いこなし方を開発しておく。それに尽きる。
by bgst
| 2006-04-06 23:20
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