As Usual
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終わりがあれば、始まりがある。永遠に続く劇はつまらないだろう。一生涯読んでも終わらない、いつも「続き」がある小説も読みたくはならない。終わりがあってはじめて面白さが、或いは内容のなさがはっきりしてくる。
一年も、この大晦日があってはじめて意味が生じる。よくも悪くも一年という時間が過ぎたのだ。でも、一年という時間にとらわれ過ぎるのはよくない。所詮、時間は人間が創造した概念だ。それに、時間感覚は人によって大きく異なり、また同じ人であってさえ一生涯のどの時期か、或いはどういう場合かによって変わってくる。不変の時間感覚などというものはないのだ。 過去一年にある程度の意味を見出しながらも、今日を終えたらすぐに忘れた方がいい。これから先には関与できるが、過去にはさわれない。永遠の今の連続の只中に意識を集中すれば、時間の方から遠ざかっていく。有限の時間は姿を消し、無限の可能性が開けてくる。 一年の終わりは終わりであって、終わりでない。
by bgst
| 2005-12-31 11:38
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