As Usual
当Blog内の記事、写真、その他コンテンツ(第三者のコメント・写真・引用文・図表を除く)についての著作権は大沢知之に帰属します。著作及び著作の一部などご利用になりたい方はメールにてtop@spn1.speednet.ne.jp までご連絡ください。各種お問い合わせも同様にお願いいたします。
Blog掲載記事及び著作者本人のコメントはすべて個人としての考え、意見などに基づいて書かれており、いかなる組織、団体、会社をも代表して述べられたものではありません。 以前の記事
2015年 12月 2015年 01月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 04月 2014年 03月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 04月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 検索
その他のジャンル
ファン
画像一覧
|
うちには昔から「やもり」がいる。ちょうど今頃から夏の間、夜になって雨戸や窓を閉めようとしたり、玄関の戸を開け閉めしたりすると、素早く動いて気配のみ漂わせる。なかなか姿を見せないが、時折、戸袋や壁などにはりついていたりする。切羽詰まると鳴き声を発するのには驚いたことがあるが、ほとんどは人に気づかれることなく、虫などの獲物が近づくのを待っている。おとなしい動物だ。
という印象があった。ところが、バリ島に行った時、夜半ホテルの部屋の天井に巨大なやもりが出現し度肝を抜かれた。大きい爬虫類は得意ではないので無視できず、なかなか眠れなかった。おまけに、翌朝、とんでもなく大きな鳴き声が壁の外から聞こえてきて目が覚めた。聞いたことのない奇怪な鳴き声、これはヘンな鳥か動物に違いないと確信したが、あとで現地の人に聞くと、それも gecko (やもり)だと言う。そして、やもりはバリでは神様なので触ってはいけないと言う。やはり、と変に納得したが、どうりでおみやげ品の類にやもりのキャラクターがたくさん使われていると思った。 と書いた後に「やもり」で検索したところ驚くべきことを発見。徳之島ではやもりは神様で絶対に殺さない、そして「げっげっげっ」と鳴く(初めての人には恐怖)などと書かれている(ビジネスホテル・サンシャイン)。これはバリと同じではないか。徳之島は行政上鹿児島県だが、地理的には沖縄本島の北にある。不勉強で徳之島の音楽を良く知らないが、もしかしたらその音階はペンタトニック・スケール(5音音階)の中でも、雅楽や他の東洋系の音楽に比べて更にインドネシアのものに近いのでは、などと勝手に想像してしまう。つまり、文化(音楽を含む)の共通性だ。でも、徳之島に限らず日本全国でやもりを神様として崇める風習はあるのか(あったのか)も知れない。やもりに「守宮」などという当て字もあるくらいだから。どなたかご存知でしょうか。
by bgst
| 2005-06-15 16:04
|
ファン申請 |
||