As Usual
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縄文時代の平均寿命は 10代前半だった(財団法人環境科学技術研究所資料)。この頃 30才を過ぎていたら大変な長命ということになる。
でも、その頃の一年というのは相当濃厚だったに違いない。夏の鬱蒼とした森林の中を 1km 歩くのにいったいどのくらい時間がかかったか。わずかな食糧を得るのに費やす時間は現代の比ではない。魚や獣は季節に応じてしか狩猟できない。水を汲みに行ったり、火をおこすのだって時間がかかる。原始的農耕はあったようだが、その労働たるや想像できないほど大変だったに違いない。 皆寿命が十数年であれば、誰も短いとは思わない。皆、やるべきことをやって(やらなければ生命維持が難しくなる)命を全うする。 現代人の多くは、仕事が自分の生命維持活動に直結していない(お金を稼ぐことによって間接的に関わっているだけ)から、やるべきことをやっているという意識が薄れてくる。そうすると、命が短い、長いが気になりだす。 普段の生活で自らの命をながらえる直接的活動ができない。ちゃんとやるべき活動をやらなかったら死ぬかもしれないという危機感が薄い。これが現代の多くの問題のもとにある。
by bgst
| 2011-11-10 22:39
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