As Usual
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嗜好や趣味がだんだんと「できあがって」、「わかってくる」くる。これを例えば、飲食に関しては「舌が肥える」、品物や催し物の良し悪しについては「目がきくようになる」という。英語では "acquiring the taste"と表現するが、ここでは "acquire"「(後天的に)得る」と "taste" 「味」が引き合いに出されている。
歳をとって経験が増え、「わかってくる」ことはそれなりに楽しい。何で昔は気が付かなかったのかと思う。一方、これは柔軟性がなくなってきていることに等しい。頑迷ジジイに一歩一歩近づいている証拠だともいえる。若い頃は、何でもトライするから選択肢は多い。故に、失敗もあるが、それから学ぶというチャンスが増える。それに、選べるものが多いということは、それ自体がいろいろな機会を提供する。 どんどん広げていたものを、ある頃から狭めていく、これが人の一生なのだろう。どちらもいい。最初から小さな穴に入って外を覗いていては知見が拡がるはずはないし、だんだん身体がいうことをきかなくなってきているのに、何でもやってやろうというのは無理な話だ。 うまくできているという他はない。
by bgst
| 2011-11-05 12:29
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