As Usual
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国連は多くの問題を抱えた組織だ。
*第二次大戦の戦勝国であった連合国側が考え出し、そこに他の国と敗戦国が入れてもらって出来上がり、その後、戦勝とか敗戦に関係ない国が多数加盟して、今ではその数の方が多くなっている。 *ところが、最も大事な案件は全加盟国が参加する総会ではなく、安全保障理事会で決定される。理事会は旧戦勝国である五つの常任理事国と十の非常任理事国で構成されるが、非常任理事国は二年間で入れ替えられる。 *理事会では、旧戦勝国である常任理事国が一国でも拒否権を行使すると決定できない。つまり、国連の最も大事な決定は旧戦勝国のわがままでないがしろにされる可能性がある。特にアメリカの単独行動が最近は目につく。 *世界の平和を守ることに加盟国が同意して設置している組織だが、その加盟国自身が自らの利害を優先して、国連の平和維持活動に反した行動をとる。 *そういう組織として問題の多い国連に日本は多額の負担金を拠出している。アメリカに次いで世界で二番目に多い。非常任理事国になってはいるものの、権利や発言の重みはアメリカの足下にも及ばない。 *国連本部の主要部分がニューヨークにある。当然、職員にはアメリカ人が多い。事務局に日本人職員をもっと多数出してしかるべきだが、人材が少ない。 *問題があることを世界中の国が認識しているのに、改革がなかなかできない。また、だからと言って、「一抜けた」とは決して言えない。
by bgst
| 2005-07-25 17:43
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