As Usual
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JR 山手線(東京)に乗っていると、車内で流している無音声のコマーシャルを見ることになる。最近は栗のマンガが出てくる携帯電話会社の宣伝をしている。栗の音「くり」にひっかけた駄洒落コマーシャルだ。
そのことが頭のどこかにあったのだろう、昨日、家へ帰る途中、栗の木に緑色をしたとげとげのイガがたくさんあるのを発見して、考えた。 コマーシャルでは栗の実のキャラをした兄妹が登場するのだが、夏休みかなにかで海に行き、日焼けして焼け栗になるという落ちがついている。夏だから日焼けというのは理にかなっているのだが、栗を収穫するのは秋だし、焼き栗は秋以降がシーズンだ。だいたい栗の実は秋にならないとイガから出てこない。栗をキャラにした無理が出ているのだが、ただコマーシャルを見ていると、そんな理性はどこかに吹っ飛び、夏だから焼けるという単純なテーマでOKとなってしまう。 そこで、と思う。どうせなら、コマーシャルの秋・冬版を制作し、本物の焼き栗とのタイアップキャンぺーンを展開する。あるいは、栗を使ったケーキとかお菓子類と連動したプロモーションを組む。栗キャラでグッズを作り無料配付する。栗の実の格好をした携帯があってもいい。緑のイガを真似た携帯の入れ物を作り、ぶらさげて歩けるようにする。栗の着ぐるみを携帯販売店の店頭に繰り出させる。繰り栗着ぐるみキャンぺーンをする。携帯電話会社のサイトは全部「栗ック」してもらうよう、意匠を統一する。ドングリもドン・栗様としてキャラ仲間に入れる。そっクリさんを探す。どんどん拡大する。 こういうのは飽きなくて癖になる。
by bgst
| 2005-07-25 15:22
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