As Usual
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庭にクチナシが咲いている。濃厚な香りだ。金木犀、沈丁花とともに三香木に数えられる。
花の色が純白だ。これ以上白い花を他に知らない。梅雨時、葉の濃い緑によく映える。花びらが厚めで、淡い光沢を伴う。身近に見ると、その香と相俟って存在感を放つのだが、花が白一色だからか、遠くから眺めるとそれほど個性的には感じられない。 そういえば、金木犀や沈丁花も花は小柄でささやかだ。遠くから見ると花はあまり目立たない。香りが人を振り向かせる。「どこに香りの源があるのだろう」と思わせるところが鍵だ。 個性というと、部分の特殊性に注目しがちだが、総体としてのあり方、全体の中に置けるある部分と他の部分との多方向の関係が本当の妙味をもたらす。真っ赤な巨大花に強い香りが宿っていては、多分香木には選ばれなかっただろう。 自然に学ぶことは多い。
by bgst
| 2014-06-19 18:30
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