As Usual
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ここ三、四週間ほどの間に、言うことをきかずに道路に座り込んでいる犬を四匹目撃した。いずれも飼い主がリードを強く引いて動かそうとしているのだが、頑として動かない。
道路が熱くて歩くのを嫌がっているのだそうだ。猛暑で犬の散歩もままならない。でもそれは人間の勝手というものだ。アスファルトで舗装された道路は自然の地表ではない。直射日光で熱せられた舗装面は50度以上になるという。「裸足」で歩かされる犬にはたまったものではない。熱地獄のお散歩はどうやっても阻止せねばならぬ。 大いなる抵抗には道理があるのだ。 東京はアフリカのチュニジアと緯度が同じだ。真夏に熱帯地域となっても不思議はない。特に日中の暑さは耐えがたい。それも緑が少なく、日光が反射しやすい仕掛けがそこいらじゅうに整備されている都会砂漠では、尚更だ。脳内蜃気楼状態が現出する。もちろん仕事の効率は落ちる。 それでも、大いなる抵抗にはなかなか至らない。誰に引っ張られているわけでもないのに、暑さと闘いながら黙々と進む。いや、上司や取引先や親や家族や仕事に引っ張られている。いや、自分で自分を引っ張っている。 そろそろ自然に従ってはどうか。いくら引っ張られても、頑として動かない。 どうだ。できるだろうか。お犬様を見習おう。
by bgst
| 2013-08-02 22:26
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