As Usual
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身体には「今」しかない。刻一刻と細胞が変化する。新たに生まれるもの、成長するもの、死滅するもの。どの細胞も決して静止しない。
脳は身体的・物質として存在しているが、思考する役割がある。身体としてとどまっていれば「今」しかないはずが、思考が身体の枠を超えて「過去」と「未来」に飛んでしまう。この度が過ぎると「今」が希薄になり、身体は蝕まれていく。 身体には常に差し迫る「今」しかないから、概念で遊んでいる暇はまったくない。余裕というものを「感じられる」のはまさしく脳が「余裕」という概念を構成するからだ。余裕が往々にして身体を苛んで余裕をなくさせるのは皮肉と言わざるを得ない。 どうすれば、脳は身体に理想的な形で同期できるか。脳に「今」を取り戻すことしかない。これは原始仏教でも、武道をはじめとする日本の各種の「道」がつく技芸や生業が薦める方法でもある。まずは身体を利用して「今」への道筋を脳により見えやすくする。そこから始める。そうしておいて、「今」への集中を高める身体を中心とした訓練を繰り返すことにより、いつも脳が自然に身体の声を聞くようにもっていく。 身体を先生に、生徒たる脳は「学習」するのだ。
by bgst
| 2013-01-14 20:16
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