As Usual
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映画を見ていると、制作国によってよく利用されるシーンが異なることがわかる。その国の文化を表していて興味深い。典型的な例を挙げると、
アメリカ 法廷・裁判での論理的な争い : 法律に基づく対立の解決 二人の人物による至近距離での激しい口論 : 個と個の対立 街中のカー・チェイス : 対立する者同士の葛藤 家族の絆を執拗に確認する:根本では対立して欲しくないと思っているユニットを守ろうという意志 激しい喧嘩のあとでの仲直り : 対立は解決するという望み ニューヨーク : 富と犯罪の象徴、あこがれと恐れ 眼鏡をかけて少し太ってずるそうな目つきをしたPC担当者 : 正義を妨げる臆病者 日本 お茶の間で食事しながらの大勢の会話:多数の者が一つの場を共有することにより対立を回避 お互いあらぬ方向を見ながら目を合わさないようにして非常に重要な話を二人でする : 決定的な場においてすら対立を回避しようとする 電車の踏み切りが鳴っている : 日常の象徴、平凡ではあるが安寧でもある 川の上に架かっている遠くの橋を渡る電車 : 郷愁であり逃避 自転車 : 日常 田舎の風景 : 郷愁 夜の雨 : よからぬことの暗示 これだけで結論は出せないが、まずわかることはアメリカが対立、対立の解決をテーマにしているのに対して、日本は対立を回避したり、平凡な日常をよしとする傾向があることだろう。 他の国の映画にもおもしろいのがあるが、それはまた今度に。
by bgst
| 2005-07-13 14:12
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