As Usual
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小学生の頃から気になるものがある。一つはカブトガニ、もう一つはアンモナイトだ。
アンモナイトは祖父が北海道で見つけた化石が家にあったのがきっかけかもしれない。カブトガニは写真を見て、その形や古代性に興味をもったからだった。両方とも、海の生物で、片方は今でも生きた化石として生存しているが、ともに古代生物という共通項がある。 もう一つの共通性は、硬い「入れ物」に入っているという点だ。アンモナイトはイカ・タコの仲間といわれ、硬い巻貝のような殻を持ち、カブトガニはいかにも硬そうで、でも均整のとれた甲羅をかぶっている。また、両方とも何となくコンパクトにまとまっている。つまり、海の生き物で、古いことと関係があって、きちっと硬い入れ物に入っている、というのがポイントだ。 アンモナイトは標準的な化石として世界各地で発掘されている。化石は磨くと装飾品にもなる。カブトガニは瀬戸内海に生息し、天然記念物にも指定されている個体数が大変少ないカニだが、東南アジアのある国では食用に供されている。 両方とも美しい形をしている。両方とも滅びの美のようなものが感じられる。硬いのに弱い。古くからいるのに、そんなに人気はない。そういうところに引かれたのかも知れない。
by bgst
| 2011-05-31 23:06
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