As Usual
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夕暮れ時、近くにある池を眺めていたら、蝙蝠が一匹飛んでいた。小鳥と大きさが似ているが、飛び方が違う。かなりの速さで小刻みにジグザグと飛ぶ。
3 -10万ヘルツの高周波を出して自らの位置を確認するとともに、餌のありかなどもその反射を利用して高い精度でつきとめる。高周波は人間には聴こえないが、音楽の高周波同様、皮膚や脳で感じ取っているはずだ。洞窟に何千匹と集合している中に入って実験すれば体感できるだろう。 同じ哺乳類なのに、人間とは随分と違って見える。奇蹄目に近縁ということだから馬に近い。暗くなると出没する故か、ヨ-ロッパの一部地域では怪しまれ、ドラキュラの話などとリンクされている。1939年、モダン・アメリカでは正義の味方バットマンとして登場、現在まで人気キャラだ。かたや、中国では「蝠」の字音が「福(フウ)」に通じるということで、おめでたい。日本でもその影響を受け、カステラの老舗、長崎の福砂屋のマークに落ち着いている。 飛ぶ蝙蝠が一気に好物のカステラとなった。カステラは福砂屋に限る。ちなみに東京工場は中目黒の目黒川沿いにある。
by bgst
| 2011-04-25 20:53
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