As Usual
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これまでいろいろな種類の紅茶を飲んだ。インドはもとより、スリランカ、イギリス、フランス、北欧、ロシア、中国や日本の様々な品種、部位、品質や製法のものだ。おいしいものは甲乙つけがたい。それぞれ個性がある。単純には比べられない。
インドのダージリンはよく知られている。インド北東部西ベンガル州北部の一地方の名前を冠する。スーパーで売られているのは、「ダージリン」と表示しただけのものが多いが、紅茶専門店に行けば、ダージリン地方の異なる茶園のものが手に入る。それぞれ風味に特徴があるが、中には何とも言えない気品に満ちた香りを発する素晴らしいものもある。 インド、中国は茶の巨大産地でもあり、ヴァラエティーに富んでいておいしいものが多い。茶の木の原産地は中国南部雲南省という説があり、そこから世界各地へ栽培地域の拡大とともに広がっていったといわれている。今はケニアが産出量で世界第三位だそうだ。日本では生産は圧倒的に緑茶主体だ。紅茶も作っているが、一般紅茶販売店での扱いはほとんど見られない。鹿児島、大分、鳥取、静岡、埼玉などでほそぼそと作っている。日本の紅茶は緑茶系の味がするのが面白い。 1971年の輸入自由化までは日本でも紅茶は結構な量生産されていたそうだ。日本人の器用さや凝り性、高品質管理と効率的生産技法をもってすれば、高級紅茶が作れそうな気がするが、中国やインドの生産コスト力にはかなわないのだろう。残念だ。緑茶では日本茶にぞっこんのヨーロッパの芸術家が多数いる。再度、日本の紅茶にトライしてみるのもいいような気がする。
by bgst
| 2011-04-25 12:45
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