As Usual
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中秋の日は天気が良く、月が大きくきれいに見えた。子供のときに見えた兎が現れなかったのは年をとったせいだろう。
月で兎が餅をついているというのは、月面の模様からできた話だと思っていたが、そうではないらしい。古代中国の神話で、西王母が持っていた薬草を、月の兎が搗いて、ペースト状にしていたのが起源だという。西王母というのは、西の果てにある崑崙山(天界)の主人である王母娘娘(ワンムーニャンニャン)の意味省略形だ。兎は西王母に仕えていたということになる。 なぜ、月の兎が西王母に仕えていて、薬草を搗いていたのかはわからない。薬草というのは不老不死の薬だそうだ。 薬を搗いていたのが、後に日本で餅を搗くように変化したらしい。まあ、餅の方が薬より現世的かもしれない。さすがに米作りの国、日本だ。不老不死の薬などないことを早々と見抜き、毎日の労働に励む。昔も今も日本の思想に大きな変化はない。 でも、もう少し夢があったほうがいいような気がする。不老不死を求めるぐらいの雄大さをもった中国が、このままのGNP成長率で発展すると、日本の毎日の労働の結果はアッという間に吹き飛んでしまう。
by bgst
| 2005-09-20 16:29
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